テーブル作成・カラム(列)追加について

コツコツ骨太郎

『.bubble』の勉強のため、調べた情報を備忘録として書き留めていくことにします。 bubbleでは、プラットフォーム内にDB(データベース)を持っており簡単にデータを扱うことができます。今回は、bubble内にあるDBを使用して、テーブルを作成したりカラム(列)を追加したりしてみようと思います。

そもそも、DB(データベース)とは?

ChatGptに聞いてみると下記のような回答がかえってきます。

データベースは、大量のデータを保存、管理、そして利用するために必要です。データベースを使用することで、データの整合性や正確性を維持し、効率的な検索や更新、追加、削除を可能にします。 例えば、顧客情報、在庫管理、取引履歴などのデータは、ビジネスにとって重要な資産であり、データベースに格納することで、簡単かつ迅速にアクセスできます。また、データベースはセキュリティの観点からも重要であり、不正アクセスやデータの漏洩を防止するための対策を実装することができます。 そのため、データベースは、ビジネスの効率性や競争力を高めるために不可欠な技術となっています。

ほとんどのシステムにおいて、データ保存のためにはDBが使用されており、リレーショナル・データベースやオブジェクト指向データベースなど様々な種類があります。 一般的に知られるリレーショナル・データベースには、Oracle Database、Microsoft SQL Server、MySQL、PostgreSQLなどがあります。

bubbleでは、固有のDBを保持しているため、SQLなどを使用せず、直感的で簡単にテーブルを作成したりカラム(列)追加を行ったりすることができます。
本記事ではその方法を説明していきます。

テーブル(Data Type)の作成方法について

ここではbubble内部のDBを使用して、新規テーブル(Date Type)を作成していきます。
新規テーブルは、Workflowからも作成することができますが、本記事では「Data」タブからの作成方法について記載していきます。 また、bubbleではテーブルという表現ではなく、Data Typeという記載となっていますが本記事ではテーブル・カラムという表現で記載していこうと思います。

「Data」タブから新規テーブルを作成する

メインタブから「Data」タブを選択します。 Date Typesを見てみると、「User」テーブルがデフォルトで作成されていると思います。 この「User」テーブルはログイン機能等にて使用されます。

では、新規にテーブルを作成してみましょう。
まずは下の「New type」欄に作成したいテーブル名を入力しCreateを選択してください。 例として、Memberのようなテーブルを作成してみます。(日本語も入力できます)

すると自動的に下記画面のようなカラム(列)一覧が表示されます。
初期値として下記の4カラムが設定されます。

初期カラムの、それぞれの使用用途は下記の通りです。

  • Creater:作成者
  • Modefied Date:変更日時
  • Created Date:作成日時
  • Slug:スラッグ(レコード単位での画面へ遷移した時の表示URL)

以上でテーブル作成は完了です。とても簡単ですね。

テーブルにカラム(列)を追加する

次にこのテーブルに新規カラムを追加していきます。
ではまず、名前を登録するカラムを追加してみましょう。「Create a new field」を押して、作成したいカラム名を入力します。
Field nameとして、「name」を記載します。 Field typeとして、「text(文字列)」を選択します。(Field typeの詳細は後述します。) 複数値(配列)を更新したいわけではないので、「This field is a list」はチェックなしで問題ありません。

Createを選択することでカラムが追加されます。


同様に年齢カラムを追加します。 年齢は数字項目なので、Field typeとして、「number(数字)」を選択します。

これで、名前と年齢を管理するために必要なMemberテーブルが作成されました。

 

Field type とは

カラムを追加する際には、Field Typeとして属性を適切に選択する必要があります。
プルダウンを押すことで選択可能な属性が表示されます。


初期では、下記の属性が選択できるようです。

  • text 文字列 あらゆる種類の文字を含むことができるテキスト
  • number 整数または小数の数値
  • numeric range 5 ~ 10 など、低い値と高い値で構成される範囲
  • date 日付と時間
  • date range 1970 年 1 月 1 日から 1970 年 1 月 15 日などの日付の範囲
  • date interval 2 つの日付の差を数値化します(日数/時間/分)
  • yes / no true または false の値 (ブール値)
  • file ファイルのURL
  • image 画像ファイルのURL
  • geographic address GoogleMap形式の住所
  • Data type 設定できる任意のデータ型をフィールド型ができる

参考:https://manual.bubble.io/help-guides/data/the-database/data-types-and-fields

Datetypeとして、別で作成したDara型(つまりテーブル名)を選択することができます。 この設定を行うことによって、テーブル間での連携を作成することが可能です。
例えば、「商品カート」テーブルに、「ユーザー」のDateTypeを選択することで、カート情報として、ユーザーテーブルの情報を保持したりすることが可能となります。

また、プラグインなどでField typeが追加されるケースもあります。

まとめ

以上のように、システム開発にとって不可欠なDB構築を簡単に行うことができました。 次回以降では、作成テーブルを使用して、データ更新したりデータ取得したりしていきたいと思います。

また今回説明したDateタブからは、セキュリティ設定やデータ追加なども行うことができます。 また機会があれば説明していこうと思います。

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