.bubble(バブル)を使った、コード不要のWebアプリ開発の未来への扉

手探り鶴太郎

kintoneやb-dashなど最近やたらと目につくノーコード・ローコードという単語
もともとN88BASICやC言語などによるフルスクラッチでのシステム開発をしてきた自分たちにとってなかなかなじまない最近の単語ですが、時代はどんどんそっちに移ってきているようです。
そこで、ネット検索をしていてたまたま見つけた『.bubble』
なんだかどうも気になるのでいろいろ調べてみることにしました。

まずは chatGPTに聞いてみる

.bubbleのノーコードについて教えてください

.bubbleは、ノーコード(No-Code)プラットフォームの一つであり、Webアプリケーションを簡単に作成することができるツールです。以下は.bubbleのノーコードについての一般的な情報です。

  1. ビジュアルな開発環境: .bubbleは、ビジュアルなインターフェースを提供しており、コードを書くことなく、ドラッグ&ドロップやクリックなどの操作でWebアプリケーションを作成することができます。プログラミングの知識がなくても、直感的にアプリケーションをデザイン・開発することができます。

  2. サーバーレスの開発: .bubbleは、バックエンドのサーバーレスの開発をサポートしています。ユーザー認証、データベースの設定、APIの連携などの機能を組み込むことができ、サーバーの設定や管理を気にすることなくアプリケーションを作成することができます。

  3. 豊富なデータベース機能: .bubbleは、豊富なデータベース機能を備えており、データの作成、読み取り、更新、削除などの操作を簡単に行うことができます。データベースを利用したWebアプリケーションを作成する際に便利です。

  4. レスポンシブなデザイン: .bubbleは、レスポンシブデザインをサポートしており、異なるデバイスや画面サイズに対応したWebアプリケーションを作成することができます。モバイル端末やタブレット、デスクトップなど、異なるデバイスでの利用を考慮したアプリケーションを作成することができます。

  5. プラグインやAPIの連携: .bubbleは、多数のプラグインやAPIを利用することができます。外部のサービスや機能を簡単に組み込むことができ、機能の拡張や柔軟なカスタマイズが可能です。

.bubbleの認知度は…

とにかくまずはGoogleでの知名度を確認してみる。
検索文字に『.bubble』と入力してみると検索ヒット数はなんと29000件しかない。
どうも検索での認知度は低いようで少し不安になります。

ちなみに.を抜いて『bubble』と入力すれば、これは『泡』という意味もあるので検索結果は1,620,000,000と桁違いになるので…なんとも言い難いところですが、まあしかし『.bubble』ではヒット率が低いのでなんか少し不安にはなってきます。

そもそも.bubbleとはなんぞや?

ノーコードツール『.bubble』というのですが、そもそもいったい何か?
ノーコードとはつまりコードを書かないという意味で、システム業界でいうところのコードとはプログラムのこと。つまり、プログラムを書かないツールを示しています。

では何のツール?

WEBシステムを作るツール

『.bubble』はWEBシステムを簡単に作るためのノーコードツールなのです。
ここでいうWEBシステムとは、一般的なホームページを示すのではなく、WEB上で動くシステム…つまり、会員サービスシステムやショッピングサイトシステム、または、回転ずしやファミレスなどで最近見かけるタブレットを使ったオーダリングしすてむなど、WEBブラウザとデータベースなどを結んだ『システム』を示します。

.bubbleがノーコードと威張る?わけ

とにかく、WEBを使ったデータベース等のシステムをこれまで開発する場合は、それなりのPGやSEが存在するシステムハウスに開発という作業を依頼し、PHPやJavaScriptやJAVAなどというプログラミング言語(実際にはスクリプト言語という)とMySQLやポスグレなどというデータベースをそれなりの専門知識を持って使いこなして開発をするのが主流だった。
というか…今もまだ主流なのですが….

この場合、画面表示・操作・データベースプログラミングと多くのプログラミングテクニックが必要となりそれなりに熟練したPGなどがそれなりの期間と費用をもらいながら開発をするのです。

大きいシステムだと数千万円、小さいものでも100万200万という開発費がかかるのが普通で、もっとも厄介なことにWEBは、操作する端末がPCだったりスマホだったりタブレットだったりと種類も多く、その端末に合わせた細かい画面調整も必要で、システム構築にはそれなりのパワーと経験が必要なわけです。

ところがノーコードと呼ばれるツールはコードを書かない…つまりプログラムを書かないでこれらのシステムが構築できる!というので、要は、熟練技術者が不要になりテクニックも不要になるから、開発期間は短くなり費用も安くなり、システムも作りやすいから、WEBシステムを構築したい人にとってはとても素敵なツールになるのです。

特に画面と操作重視のWEBシステムにおいては、作りながら直して完成までなんども試していくという開発工程が欠かせないため、コードをそのたびごとに修正する必要がない!…つまり画面だけを作っていけばいいこういったツールは神のような存在になるわけです。

その神のような存在のツールがこの『.bubble』というわけで、これが本当に神になるのか?を試してみようと今回は取り組んでみるのです。

ノーコード .bubbleへの懸念

とはいうものの、こういった類のツールは昔からあり、いつも最後に泣かされるのがオチ…
いいところまではできるのだけど、どうしても出てくる『こうしたい!』という小さなわがままが実現できずに、最後はコードツールへ戻ってしまい、開発が倍かかってしまった!なんていうのはシステム業界ではよくある話なのです。

最初からツールを使いこなしていれば、お客様の要望をツールに合わせて調整できるのですが、まぁ世の中にいくつもあるツールの隅から隅まで理解している技術者は少なく、ほとんどは途中までは順調で最後に全部やり直し…システムあるあるなのです。

とくに…速度が遅いとか…出たがなぜだかうまく表示できないとか…もうこうなると才覚なケースに陥るので、実はこの『.bubble』もそのあたりが怖い…

ということで、これからはシステム屋としてこのノーコードツール『.bubble』を研究していく過程を、どんどんメモしていこうと思っています。懸念…たっぷりでスタートをしていきましょう。

 

2023.03.28春スタート

 

コメント

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